ねこなむ奮闘記

統合失調症、生活保護受給者の妊娠記録

他人事

6日に中絶手術が決まった

生保から工面して頂けるはずだったが、わたしに何も告げず福祉事務所に彼がわたしにも金銭的負担をする責任があると言ったそうで親から借金して手術を受けることになった。

福祉事務所の方にももちろん報告し了承を得た。

最後まで「産みたい」と訴え続けた、最終的に中絶を了承したのも精神的に追い詰められ、自殺未遂を遂行したのも彼からの言葉に原因はあった。(自信を失うような行為に及んだわたしだって当然悪い)

しかし今後、精神科への入院が必要とされているいま、金銭的負担まで掛けるというのはわたしの責任云々というより、わたしからお金も子どもも奪うのか?もっと苦しめと言うのか?と思ってしまう。


かかりつけの医師からわたしの心のケアを頼まれ、はいと答えたのに結局ピルを飲み忘れたわたしをまだ責めるのか、いくら謝罪すれば許してくれるのか?

追い詰められているわたしに向かって「勃起しちゃってさー」なんてよくヘラヘラしていられるものだ。

よくもまたピルを注文するよう促せたものだ。

中だしが世界で三番目に幸せだと酔って話していたけどお腹の子どもに聞こえていたらどうするんだ


どうしてわたしはこんなひとと別れられない?

自分が情けない…

恥ずかしい…

どうしてこんなときにこんな記事を投稿出来るのか、吐き出す場所が他にない


無題

彼から連絡。

堕胎してほしい、中絶費用を半分出してほしいと・・・

わかってはいたはずなのに、こうなると知っていたはずなのに

苦しかったつらかった、わが子に手をかけた

首を吊ってしまった、産まれてもいないわが子を道連れにしようとした

なんてひどい母親なのか

こんなわたしに母親になる資格なんてないのではないか

かんがえる、かんがえる、答えが出ない

精神科へ行き数日間入院することをきめた

日々の葛藤

妊娠が発覚したのは2月3日の午後。
彼と付き合い始めて七ヶ月が過ぎようとしていたとき。
滅多に遅れない生理が三日間遅れ、フライング検査の結果、うっすらと陽性反応が…本当に線が薄く明確なのか曖昧だったが、眠っている彼を起こし、
「うっすらと線が出てる…妊娠したかも…」と告げる。彼は困惑し、「マジかよ…」と言っていた。

そして更に四日が過ぎ、生理予定日から一週間が過ぎた頃、もう一度検査薬を使用。
今度はハッキリとした陽性反応が。

彼と大げんかに発展する。
「産みたい」と言うわたしに彼は「自立すら出来ていない、精神疾患を患って生保を受けている君には無理」という旨、
彼は無職でまだ働く意思が固まっていないこと、そもそもピルの飲み忘れで出来た子どもだと、わたしを責め、中絶を望んだ。

わたしはピルの飲み忘れのことに関しては深く謝罪をし、「わたしはあなたを好きで、好きな人の子どもを堕胎することは出来ない」、そして命の重み、それを見殺しには出来ないと伝えた。


暫く言い争いは続いた。

わたしは統合失調症を患い、薬物療法を受けながら生保を受けているのが現状で、おまけにアルコール依存症のヘビースモーカーだったのだ。
もちろん自分が自立しているなんて思ってもいなかった。
でも、どうしても中絶については考えられない、途方に暮れたが、彼は産婦人科への付き添いを承諾してくれ、一緒に受診。
13日に正式にエコー検診で妊娠六週だとわかった。
やはり彼は動揺を隠し切れていなかったが、帰宅し、エコーの写真をわたしが無くさないか心配だからと預かると言い、写真を撮っている様子を見ると少しは喜んでくれているのかな?なんて呑気に考えいた。後になり、始めに中絶を勧めたときから心境は変わっていないと言われ、今に至る。

受診する前から禁酒、ネオシーダーを使っての徐々な禁煙をしていたが受診して少し経過するとパイポと飴玉に移行し、完全禁煙を決意し今日まで禁断症状と奮闘している。

掛かりつけの精神科へも産婦人科から即刻ハシゴし10種類近くあった薬を3種類まで減薬。

現在も彼からは働くという意思はまだ見えず、認知してくれるかも結論は出ない。
しかし、わたしが一人でも産むと決めた以上は、自ら動くしかないと、友人の力も借りて、県庁、いつもの福祉課のケースワーカーと相談をしたところ、母子手帳を貰えばエコーの診察代が14回まで免除になるとの情報を入手。
母子手帳を貰いに市民センターへ。

問題はまだまだ山積み。
まずは禁酒、禁煙からくる離脱症状とモヤモヤとしたストレス、
減薬からの離脱症状からくる手足の震えや、所謂シャンビリ(禁断症状)

そして、更に問題なのは悪阻が想定していたより早くきてしまい腰痛や酷い眠気、
しかし眠剤が大幅にカットされたことによる不眠である。
不安定な情緒、彼に対する不信感、不安や不満…言ってしまえばキリがないけど、とても安堵してはいられないのは分かって頂きたい。

わたしは訳あって二度の中絶手術を受けていて、もう我が子を殺めたくない、今回の妊娠がピルの飲み忘れで、わたしの不注意だったからと言って大切な命を無かったことには出来ない。
「産みたい」ただそれだけしか考えられない。

様々な困惑や自信の喪失、妊娠したことで彼がわたしと距離を置くようになった事実を受け止めた上での葛藤などを残す場所、捌け口としてブログを始めました。

どうか、よろしくお願いします。長くなってしまいましたが、頭のなかを整理する良い機会になりました。